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淡路島ロングライド150

あまりに楽しいイベントに出たので、久しぶりに報告します。

2010スポニチ淡路島ロングライド150

自分にとっては5年ぶりくらいの自転車イベント。150kmを一気に走るイベントということで、
久しぶりに申し込んだのだけど、台風14号の影響で、ギリギリまで開催されるのか、もどかしい思いをした。
でも、首尾良く台風は事前に通過、満を持して淡路島に乗り込んだ。

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台風の影響で前夜祭等のイベントは全てキャンセル。
ちょっぴり寂しい雰囲気の受付だったけど、まぁ開催されるだけ良しとしよう。
初めて見る明石海峡大橋、淡路島からの瀬戸内海の眺め。
ちょっとだけ事前に走った道路の様子、どれも興奮させてくれるには十分だ。
せっかくなので、レースクイーンのお嬢さんと写真を撮ってもらう。

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当日のスタートは午前6時。台風の影響はなく、良いコンディションでスタートした。
1700台もの自転車が1列に並んで道路を走る情景はなかなか圧巻。
自分にとってもひさしぶりの自転車競技、レースではないが興奮のあまりつい先をいく
マシンを追い越したくなる。

でも、そんな気持ちを抑えてくれるのが地元の方の声援。
正直なところ、沿道の声援があるなんて思っていなかった。
自分はマラソンも走るけど、走るスピードが遅くて沿道からゆっくり見ることができ、髙橋尚子や野口みずき、箱根駅伝の選手など、有名大会や選手も多く、なじみやすいマラソンに比べると、自転車競技なんて有名選手はほぼ皆無。
競技スポーツだって、なんとなく競輪のイメージがある自転車、声援なんて期待していなかったけど、どうしてどうして…。
沿道のおばあちゃん、おじいちゃんまで、軒下で声援を送ってくれる。
その雰囲気が「えちごくびき野100kmマラソン」に似ていて、なんとも心を
和ませてくれる。

さて、27kmの洲本港エイドまでは、さしたる難所もなくスムーズに到着。
このエイド、おにぎり、ロールパン、豚汁等、給食の充実ぶりにビックリ。
自転車の大会でこんなのは初めてだ。豚汁は昨日一緒に写真を撮ってくれたレースクイーン嬢がサービスしてくれていて、とってもとっても良い雰囲気。
なんか嬉しくて、おにぎり2個、パン1個、豚汁1杯を頂いてしまった。

ハッピー気分で再びコースへ。
良い調子で走り始めたのだけど、なぜかすぐにヒルクライム。
「坂の前にあんなに食べるんじゃなかった…」と後悔しつつ、でも、本来ヒルクライマーの自分は、「ここぞオーバーテイクポイント!」と、ぶち抜きモード。
楽しく峠を越えた。

その後45kmあたりの立川水仙郷でも平均8%、最大10%のヒルクラ、ここでも楽しく登り切った。
ヒルクラ後の南淡路水仙ラインは、先行する自転車ボランティアに思い切りドラフティングでついて行った。
おそらくこの区間の平均速度は35kmを超えていた。
そして、あっという間に59kmの灘エイドステーション。
ここでは暖かいそうめんがとても嬉しかった。
ボランティアのお母さんが、「たくさん食べてね~。」と呼びかけるのに、つい応えてしまい、ここでも2回おかわり。
沿道、エイドとも、周りの方が予想以上に暖かいのでビックリだ。

第2エイドから第3エイドの慶野松原AS(96km)までは最大の難所。
最大11%の灘地野峠、、最大11%の阿野塩屋町峠、そして、平均11%、最大15%の大鳴門橋と、次々にくるヒルクライム区間。
さすがにこの区間は「きついなぁ…」と思ったけど、事前に箱根の七曲がりに通ったのが
役にたったみたいで、特に問題もなくクリアする。

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96kmの慶野松原ASの少し手前で雨模様となる。
せっかく台風14号が過ぎ去ったのに、次の低気圧が来てしまって少しがっかり。
でも、お天気ばかりは仕方ない、慶野松原ASをひたすら目指す。
慶野松原ASでは、薄皮饅頭、中身がたっぷりのクリームパン、無料配布のアミノバイタル等またまたたくさんいただいてしまった。

慶野松原AS以降はほとんど平坦路。海岸線の眺めを楽しみつつ、淡々とペダルを回す…。
ところが、この頃から再び雨脚が激しくなってきて、とうとう本降り。
ここまで来たら天気を嘆いていても仕方ないので、ゴール目指して先を急ぐ。

それにしても、雨中めげそうな心をいやしてくれるのが、沿道を応援。
およそスポーツ競技、ましてや自転車競技など興味がなさそうなおじいちゃん
おばあちゃんが、本降りの雨の中、軒下に出て手を振ったり拍手をしてくれる。
考えてもみると、いくらエントリーが1500台以上と言ったって、スタート後100km地点にもなれば、やって来るサイクリストもまばら、次のサイクリストが来るまで相当待つはず。
しかも、来たと思ったら「すーっと、あっという間に過ぎて行ってしまう」。
なのに、次の走者がやって来るまでずっと待って、声援をくれる。
この暖かさがなんとも嬉しくて、ついつい声援に応えて「ありがとうございま~す。」と手を振ってしまう。
こういう市民参加型の大会って、つくづく嬉しく感じる。

最終エイド、多賀の浜AS(115km)手前では土砂降りに近い雨脚に。
エイドで駐輪する自転車に雨が容赦なくたたきつける。

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ここでも盛んに大声で給食を勧めてくれるボランティアの方々の声が嬉しかった。
多賀の浜ASの目玉はオニオンスープ。淡路島のタマネギは有名だけど、タマネギスープがこんなに美味しいなんて初めて知った。
ロールパンとの相性も十分で、スープ3杯、パン3個も食べてしまった。
この大会、間違いなく消費カロリー以上に摂取カロリーオーバーだ。
ここでも、タマネギスープ以上に暖かい、地元エイドの皆さんの声援を背に、雨中のコースに出ることができた。


最終エイド以降は、ゴールを目指してひたすら走るのみとなる。
横殴りや正面から吹きつける雨風が冷たい。
ここから先は、今まで貴重な推進エンジンとなった地元の方の声援もなく、ガマンの走りとなる。
半分やけくそで、「オレって、こんな雨の中、なんでこんなにしゃかりきに走ってるんだろう…??」と思いはじめたころ、明石海峡大橋の雄大な姿が目に入った。

「とうとうゴールが見えてきた!!」半分興奮で、ペダルを回す足に力が入る。
最後の最後、明石ICの登りはかなりきつかったけれども、それもクリアして最後の直線へ。
雨の寒さの中、ポジティブになったりネガティブな気分になったり、いろいろだったけど、とうとうゴールが見えてきた。

ゴールのアナウンスに迎えられて、スタート後8時間3分、14時11分にゴールした。
ゴール後、緊張が途切れてから、急に寒気が増してくる。
今までは気が張っていたので感じなかったけど、雨中2時間以上自転車を走らせていれば、身体が冷えて当然だ。

本当は、しばらくその場の雰囲気を楽しんでいたかったけれども、あまりの寒さにガマンができず、早々にゴール地点を後にする。
寒さで凍えながら再び自転車で宿まで戻り、早々と温泉に浸かって暖まった。
湯船の中で、凍えきった四肢が弛緩していく…。
と、同時に、沿道で受けた数々の暖かい声援のことが次から次へと思い出される。

至福のひととき、走りきって良かった。
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コメント

こんにちは。

お疲れさまでした。楽しく完走記読ませていただきました。

地元の人の応援、エイドの素晴らしさが伝わってきます。素晴らしい大会の様で、良かったですね。

じっくり疲れを取って、次の大会に備えて下さい。では、また。

投稿: miya | 2010/11/04 19:49

りっきさん、お疲れさまでした~。
自転車の人だったとは知りませんでした。

ランでの淡路島一周練習会が毎年あって何度か参加してましたが(最近は一部のみ^^;) マラニックは逆周りでまたコースも少し違うようですが、書いて頂いた景色はほとんど目に浮かび、ご報告楽しく拝見しました。自転車競技のエイドや応援を知らないのですが、充実のエイドに温かい応援もいっぱいでよかったですね。最後の雨は辛かったでしょうが、大会が開催されただけでも確かにラッキーだったでしょうか。(^^)

投稿: くー | 2010/11/06 10:10

miyaさん、コメントありがとうございました。

本当にすごく暖かい声援だったんです。
自転車のイベントでこういうのを経験できるとは思いませんでした。

とりあえず、自転車の競技は今年はこれで終わりです。
次はラン。11月の山中湖です。


くーさん。
コメントありがとうございました。
淡路島のことをご存じの方はいないのではないかと思い、frunでも特に事前に書き込みしなかったのですが、くーさんはご存じだったのですね。

やっぱりランのイベントも行われているのですね。
エイドの充実ぶりと沿道の声援ですけど、この大会は特別なんじゃないかと思います。
でも、本当に嬉しかったです。
来年も是非出たいと思います。

投稿: りっき | 2010/11/06 13:05

遅くなりました
当方も参加しました  大変でしたね
あの雨では 当方は春の 佐渡130キロ
行ってきました 淡路島ほどの激坂は有りませんでしたよ

投稿: うかい 鮎子 | 2010/11/18 08:25

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